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■今回の宿泊を通
して僕はこのように再確認しました。ホテルの宿泊料はサービス、ホスピタリティに対する対価であると。
■まず何よりも先に伝えたいのは、チェックインして部屋にスタッフに案内される時に気づいた次のこと。エレベータを宿泊で降りた時に気づいた香り。バニラの芳香。音楽がフロアに流れているのはこれまでには普通
にあったが、いきなりバニラの香りとは! ある意味この段階で僕のこのホテルに対する評価は決定したのだと思う。運命的に。
■リーガロイヤルホテル広島は、広島駅とは離れている。繁華街の紙屋町方面
のクレドという施設の一角にある。駅からは離れているが市電の駅の近くであると共に地下街からも連絡していて、意外にアクセスには恵まれている。雰囲気的には広島の迎賓館とでもいった感じか。大きなホテルである。でもサービスは細かな気配りまで行き届いている。
■今回は一休.comの連泊で部屋がアップグレードされるプランで三泊の宿泊。部屋はシングルから広いツインのルームにアップグレードされました。タクシーで広島駅からホテルの前まで乗り付けると挨拶とともにスタッフが荷物を受け取り持ってくれる。大きいホテルの慣れたスタッフはごくごく自然に振舞いながらもこちらが自然に相手に任せられる安心感というものを身につけていると思う。いつもだったら結構とでも言うところも自然にありがとうございますと任せてしまう。ロビーは腰掛けるスペースはそれほど見当たらなかったが広く、見晴らしがよく、奥のフロントの位
置はすぐに確認できた。
■今回は事前にネット接続の環境を調べていなかったのでフロントで訊ねた。LANの使える部屋とそうでない部屋があるらしく、こちらが使用できる部屋を希望する旨を伝えるとすぐに対応してくれる。しかもごくごく当然のことであるかのように。好印象。フロントスタッフの気転もあって、無事LANの使える部屋を用意して貰えた。LANのケーブルは無償で貸し出ししていて、部屋に通
された後にスタッフが届けてくれると案内された。ただし、一日の使用料金が1300円(だったかな?)
かかるとのこと。その時点ではこの点は残念だったが、後には気にならなくなった。それだけの気持ちにさせてくれる気遣いと心地よさがこのホテルにはあった。
■部屋のキーは最近よくみかけるカード式で緑色。スタッフに宿泊階の部屋まで案内される。そのときのスタッフに好感を抱いたのだがよく考えるとリッツ・カールトン大阪のときに感じた好感に似ていたかもしれない。洗練されたというよりもものすごく人間的な温かさというか温もりを直感的に感じた。対応してくれたスタッフ個人によるところなのかもしれないが、そういうスタッフがいること自体素晴らしいホテルであるかもしれない。
■宿泊階のフロアに足を踏み入れたときにバニラの匂いについて訊ねると、消臭なのだと説明してくれた。でも甘い匂いは消臭のためかもしれないがそれだけでこのホテルを特別
なものに思わせてくれた。部屋はツインルームとはいえ広かった。開放的な印象を受けた。宿泊したのは20階のフロアで予想外に眺めがよく、広島の夜の美しさをはじめて知った。この眺めはオススメできます。
■浴室は広く快適。浴槽はしっかりと身体を横たえることが可能な広さと深さ。バスアメニティはちょっと説明が必要。部屋に案内してくれたスタッフ曰く、フロアによって若干異なるとのこと。僕の宿泊したフロアはジャンプ−、ボディーソープ、リンスは備え付けになっていました。でも、アメニティ蒐集のことを話したら快く容器のシャンプー、リンス、バスバブルを届けてくれました。また、アメニティに添えられた説明書にも書いてありますが、化粧水やシェービングクリーム、アフターシェーブローションなどはじめに置かれていないものも希望すれば届けてくれます。実際、翌日以降、僕は欲しいもの(アメニティ一式)を全部書き出してメモを置いたら部屋掃除の際の補充で用意してくれました。
■このサービスは僕が最近のエコロジ−対策に違和感を覚えるとたびたび書いてきたことに対する一つの答えになっていると思った。リーガロイヤルの場合は経費の削減の面
が強いのかもしれないが(経営再建中でもありますしね<05年現在>)、必要とする宿泊客には要望のものを用意すると。こういった姿勢であれば納得できると思う。必要無い客はそのままで過ごし、必要を感じた客は希望して届けて貰える。折り合いがついている。やはりホテルには特別
な空間、贅沢な空間であってほしい。であるからこそ、僕らはその特別な空間、贅沢な空間を一日かぎりであっても所有したいと願うのだから。
■便箋や封筒も気に入りました。また、ツインのベッドは心地よく身体を横たえられるものでした。それほど特徴的ではありませんが、気分よく眠れるそんなベッドです。調度品も品よく部屋に馴染んでいる感じです。また使い心地もよいです。出張族用に重宝するズボンプレッサーも部屋に備え付けで評価できます。また、ふかふかのスリッパは持ち帰ることはできませんが履き心地よく、このタイプは僕ははじめてでした。極めて快適で配慮の行き届いたホテルです。
■思うに特別なことはそれほどないのかもしれませんが、普通のこと、しかも客が普通
に望むことにはできるかぎり叶えてくれる、もしくは提供されているとでも言いたくなるそんなホテルです。これに近い感じはヒルトンの小樽で幾らか感じたと記憶していますが、正直、リーガロイヤル広島の方がより顕著な感じがします。ホテルに好感が持てる、そう言ってもよいかもしれません。外れのないホテルという印象です。
■1Fのコーヒーハウスでは昼にカレーバイキングのメニューがあって二日間は昼をそこで済ませました、分量
的も味覚的もオススメできます。外の眺めもよく、また、店内のスタッフのきびきびとした仕事ぶりも見ていて愉快なものです。入口に置かれたホテルのチョコレートはつい買ってしまいたくなります。僕は今回緑の缶
入りのチョコレートとクッキーを買って食べましたが美味しかったです。ヨーロッパではチョコレートは大人の嗜好品だと聞きます。美味しいチョコレートのあるホテルはそれだけでも素敵です。カップルでの宿泊で彼女に一つ贈り物できますしね。リーガロイヤルのロゴ入りの缶
は想い出にもなると思います。
■ホテルは無条件にオススメできます。僕がこれまで宿泊した広島のホテルの中ではアタマ二つくらい抜きん出ていると思います。決して安いとは言えないとは思いますが、折角の旅行でしたら僕はこのホテルを推薦します。繁華街にも近く、夜の食事にも困らないし、夜景(これは部屋によりますが)も
美しいですし、 なによりも宿泊したこのホテルを誰かにオススメしたくなるそんな嬉しいホテルなんです。
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<Text:月の輪>
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このリポートは滞在時でのものであって、現在の状況とは相違ある場合もあります。また、評価も管理人個人の主観によるものですので、その点の御理解をよろしくお願いします。
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