唐突な書き出しではあるけれど、良いホテルは宿泊した客を本当に幸福な気分にさせてくれるものだと思う。今回の宿泊でありがたいことに私はそういったホテルをまた一つ見つけた。そして、そんなホテルを皆さんにお知らせできることを深く深く嬉しくも思うのです。
ホテルオークラ札幌はすすきのに程近い南1条にあります。 以前はホテルアルファだった。室数147の部屋数だけれど、やはりオークラと感じさせる気遣いと気配りのあるホテルで、あなたの大事な人と宿泊する大事な一日に心からお薦めしたいホテルの一つです。
仕事の都合で最後までどうなるかわからなかった札幌への出発だったので、第一日目の宿泊先は当日朝に一休.comで予約した。
千歳から札幌までは車窓の景色を眺めながら揺られ、駅前からはタクシーを拾い、ホテルへ急いだ。
はじめはオークラというので大きな施設をイメージしていたのですが、着いてみてあまりのこじんまりさにびっくりしました。ホテルの前にタクシーが停車するとすぐにスタッフが車の横に来て、荷物の手助けをしてくれた。その自然さといったら感心というよりも、静かな感動さえ感じましたし、やはり、よく教育の行き届いたホテルは違うなと納得もしました。
フロントはデスクが二つだけ。観光地札幌というのを考えると隠れ家ホテルと呼んでもいいのかなと思います。チェックイン時に喫煙するかを訊かれ、吸わない旨を告げると、予約していた部屋よりもアップグレードの特別フロアに部屋を用意された。一休のサイトの写真を見る限り、スーペリアダブルの部屋だと思われます。広かったです。
部屋に通されるときもスタッフが荷物を持ってくれ部屋まで同行。あたりまえのこととはいえ、気配りの行き届いたホテルです。何しろ、ホテルを出る際にもさりげない声がけと誘導も忘れないスタッフの方々でした。
部屋のデザインは一休から引用すると「
スカンジナビアン・コンテンポラリーをモチーフにした木のぬくもりを 生かしたシンプルで上品なやすらぎの空間」とのこと。この点に関してはその通りだと思います。非常に快適でした。ちなみにルームキーは鍵式でした。
実は折角なので一般の部屋も見たいと申し出るとスタッフは快諾してくれ、本来宿泊する予定だった一般の部屋にも通されました。部屋自体は特別フロアの仕様とはほとんど変わらず、おそらく同一です。
実際に自分の目で見て違いがわかったのはバスアメニティでした。特別フロアのものがやや上品というか確かにワンランクアップといった感じです。
ベッドはすべらかで寝心地が良かったです。快眠でした。また、枕元に折鶴が添えられていて、こういうささやかだけれど気の利いたところには感服です。
宿泊した部屋はLANも使え、ネットも高速で快適。また、冷蔵庫のミネラルウォーターは無料でした。こういう点も小さいけれど見逃せないよい点でした。
このホテルオークラ札幌。本当に非の打ち所のないホテルだなと思います。無理やり悪いところを探しあげつらうよりもできるだけこのホテルの良さを味わうべきというか。
よくホテルのサイトに「もてなし」だとか書いてあるケースがあって、実際のところどこがその「もてなし」なのかと訊ねたくもなるホテルがあったりもしますが、そういう能書きを垂れる前にこのホテルオークラ札幌の快適さを真似しなさいよと思うのです。
今回は部屋をアップグレードされたので料金に対してどうだったかというのはちょっと書ききれないところが正直ありますが、次からおそらく札幌滞在時には数泊はすると思います。
本当に良いホテルだと思いますし、オークラというだけで敬遠していた自分の浅はかさを恥じます。
(Text:月の輪)
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