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| ■オーパヴィラージュ■2003/11 〜特徴のある4つのプライベートバス、カップルで受けるアロマ〜 | |||
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■ホテルは海岸線に近い方角にあって、駅前のバス乗り場で時間を訊ねると30分近くの乗車とのこと。やれやれと思う。既に空は暗く、軽く小雨も降り始めていた。 ■さすが南房という景色はバスの車窓からは窺えず、せいぜい時折過ぎるホテルや旅館に釣り船の看板くらいが観光、行楽地であることを教えてくれる。とにかく雨と汐留を出てからもう五時間は経過しているというのが嫌でも気分を沈ませる。 ■OPA村というバス停で降りると、すっかりの闇。周りには何も見えなくてちょっと恐怖すら感じる。ホテルに電話すると、車で迎えに来てもらえた。明るいうちであれば普通 に歩いてゆける距離だったが、はじめて訪れる人はちょっと面喰らうのではないか。 ■チェックインを済ませて部屋に向う。客室のある各棟は四つのブロックに別 れていて、それぞれの棟にタイプの異なる貸し切り風呂が付いていて、どの棟の風呂も空いていれば利用可能とのこと。部屋はツインで、やや広めな造りで、一つだけ残念な点は部屋が広い分テレビとベッドが離れていて、ベッドからは見づらいことが挙げられます。部屋に入った最初の印象は、広いけれどちょっと広さを余しているかなというところ。 ■当日は、夕食、朝食付きのプランで、オプションでアロマセラピーを予約してあって、まず貸し切り風呂で軽く汗を流すことにする。ホテルのアロマテラピーは男女一緒であれば男性もOKとのこと。折角だから一度体験しておこうと予約したのです。はじめに簡単な面 談とアンケートをし、オイルの調合をそれぞれに対してし、それでアロマテラピーを受ける。オイルの種類は結構あって、こういうカスタマイズしたブレンドは確かに嬉しい贅沢には感じる。率直な感想でいえば、気持ちは良かった。ただ、リフレッシュ感でいえば、プリミエール箕輪で受けたイオラの方が断然だったと思う。しかし、施術してくれたスタッフの対応等は文句のつけようはなかったし、こういうものは個人的嗜好でも意見の別 れるものだろうし、何しろ、受けたのがひときわ繊細ではない男性であるところの私であることが最大の問題ではあるかもしれない。 ■アロマテラピーののち夕食となった。南房ということもあって、地元の魚介をメインにしたコースを予約してあった。食堂の印象は幾分テーブルがフロアに密に並んでいるかなというところ。一つ一つの料理は水準程度かそれ以上かもしれない。ただ、それらが単純な足し算でしかないかなという感じもする。伊勢海老のロースト、アワビのステーキは慣れていない人には贅沢で嬉しいものかもしれない。 ■翌朝までに貸し切り風呂めぐりをする。 一番のオススメはワインの顆粒を溶かしたワイン風呂。よい香りと赤い風呂。これは文句なくオススメです。 ■翌朝の朝食はデッキでとる。雲のまばらで早く流れる空は高く澄み、幾らか冷たい風も寧ろ心地よくさえ思えた。光に洗われるようにしてとる朝食は心が弾む。スタッフから膝掛の毛布を貰い朝食にかかる。卵料理はオーダーしてから作って貰え、他はバイキング形式。品数は多くないが、適度で、パンの種類が多いのは嬉しかった。また果 物もそのままで供されているので自分で剥くまでは鮮度が保たれている。いつも思うが、品数のやたら多いバイキングは多く食べないと損だという心理的な負担が多くていただけない。このくらいがよいなと思う。多くはないが、不足なものがないから、極めて満足できる。 ■食後チェックアウトまで、プール周りのデッキチェアで一眠りする。風に吹かれるフェニックスの樹の葉音がばさばさとまるで波音に聞こえた。小さな鳥が水辺に降りてきて遊び、後で気づいたが、庭には小さな仕掛けがされていて、例えば玩具の茸が鉢植えに同居していたり、インドかインドネシアものらしき置き物が水鉢の下にそっと添えられていたりと具合。できれば二泊はしたいホテルだと思った。別
な言い方をするとホテルを充分に堪能するには二泊しないと勿体無いなと。おそらく、プール脇で横になったところからがこのホテルでの一日のスタートなのだろう。実際、帰るのをできれば一日延ばしたかった。 (Text:月の輪)
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